みなさま、こんにちは。
私事ですが、11月29日の放送を最後に、
日テレNEWS24を卒業することになりました。
いつも応援してくださる皆様に、ここで近況報告が出来るのも
今回で最後になります。
宮城県の放送局から東京にきて、一番感じたこと、それは「温度差」でした。
震災の次の月に地元・仙台の放送局に入社し、ラジオやテレビを通して
3年間震災報道に携わっていました。東京で報道する「被災地」という言葉に
違和感を感じ、葛藤していた時期もあります。
(南三陸町の夕日)
(気仙沼の夕日)
しかし、その両面を知っているからこそできることがあるのではないかと思い、
仕事以外での活動で伝えてきました。その度に仙台時代から支えてくださっている方々、
東京で興味を持っていただいて支えてくださる方々など、周りで応援してくださる方が
増えていき、それは私にとって「財産」となっています。
この場を借りて、感謝の気持ちを伝えさせてください。本当にありがとうございました。
また、日々の放送におきましては、いつも私の行動を見てさりげなくフォローしてくれた
スタッフ、本調子ではないときに温かい言葉や差し入れなどで元気付けてくれたスタッフ、
キャスター以外の仕事を心から応援してくれるスタッフ、挙げ始めたらキリがないほど、
周りのスタッフの皆様には助けていただきました。
素晴らしい方々の支えがあったからこそ、日々の仕事に打ち込むことができたんだと
思い返すと、改めて感謝の気持ちが湧き上がってきます。
海好きな私は、日焼け止めを塗っても日焼けをしていまい、さらに通勤するだけで
黒くなってしまう。ネット上では「モンチッチ」という書き込みがあったと、知人から
聞いたことがあります。笑 しかし、技術スタッフの方々はどんなに黒くなっても
いつも綺麗に映してくださいました。
何度助けられたかわかりません...本当にありがとうございました。
日テレNEWS24の強みでもあるブレイキングニュースでは、洪水、土砂崩れ、火災、
地震、大雨と近年の地球環境の変化で「天災」に関するものが多くなった気がします。
その度に、このブレイキングを見てどれだけの人を助けられるんだろう...と考えながら
伝えていました。まだまだ足りない部分も多かったと思いますが、数を重ねるごとに
成長させていただきました。
スマートフォンでニュースを観る方が多くなっている中で、このブレイキングニュースは
今まで以上に貴重な情報収集ツールになっていくと思います。
力不足な点も多々ありましたが、3年間日テレNEWS24でキャスターとしてニュースを
伝えられたことに感謝の思いでいっぱいです。
大変なことも多かった中、視聴者の皆様、スタッフの方々、いつも支えてくださり
本当に本当にありがとうございました。
感謝の気持ちを伝えきれませんが、
今後また新しい形でお返ししていけるよう、新しい一歩を踏み出そうと思います。
日本、世界が明るいニュースで溢れますように...心から願っております。
長文にも関わらず最後までお付き合いいただきありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!
お元気で^^
菊地舞美






